アルゴリズムとは、プログラムを作るときに何をどうするという流れを作る基礎になるものです。

例えば、数字を順番に入れ替えたいときにパッと見て小さい数字を拾い、順番に並べていくことは簡単にできます。これはアルゴリズムでいうと、降順や昇順に順番を並べ替える「ソートアルゴリズム」の中の最小値を探し出し、左端へ移動を繰り返すことで数列を整理する「選択ソート」にあたります。

他にも、隣り合う二つの数字を比較交換し数列を整理する「バブルソート」や、操作済みの数字に対して次の数字を適切な位置へ挿入し数列を整理する「挿入ソート」などがあります。

このように、ただ数字を並べ替えるだけでも色々な方法があり、この色々な方法をアルゴリズムというのです。どんな方法で順番を入れ替えるかを意識することで、論理的な思考法に慣れることができます。巨大なデータを扱うプログラミングに重要な論理的思考法に慣れること、構造や仕組みを理解することがスムーズな開発や問題発生時の迅速な解決に繋がります。

アルゴリズムを学ぶことはプログラミングを勉強するうえでもとても大きな効果があるのです。

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